8月28日に金融庁から発表された金融政策方針が発表されました。
「利用者を中心とした新時代の金融サービス ~金融行政のこれまでの実践と今後の方針~(令和元事務年度)」 であります。
さて、今回の発表で中小企業向け融資の新たな何かが 打ち出されたのかというと…、
中小企業にとっての新しい融資制度等は、特段にはありませんでした。
「新しい制度や考え方をつくる」 ものから「新しい制度や考え方による、銀行の中小企業支援対応が実際のところどれだけ履行されているかチェックする」 というものであります。
金融機関が事業者に融資するさいには、担保や決算内容の過度に依存した融資審査から、事業性評価にウエイトをおいた融資スタンスでおこなうべきという方針は継続されているということを意味します。
このスタンスが守られているかちぇっくしていくというものであります。
金融機関のスタンスを踏まえて事業者は動く必要があります。
どのように動いていくかですが、企業に成長性(売上の確保と拡大)と 生産性の向上(より少ない労働力で売上・利益を拡大すること)が認められなければなりません。
このことを金融機関に伝える必要があります。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。