吉永公認会計士・税理士事務所
大阪市北区豊崎3-20-9 三栄ビル8階801A号室

今日のワンポイント
One Point

HOME > 今日のワンポイント > 切手、収入印紙の無断換金を防止するには(日本郵便で発生)


トピックス


トピックス

切手、収入印紙の無断換金を防止するには(日本郵便で発生)

2019年11月14日

ある会社で、切手や収入印紙を必要以上に購入し、未使用分をちけってショップで換金し、横領されていたという事件がありました。
ある総務の従業員が切手や収入印紙の異常な減少不審に感じ、他の総務部員の行動を常日頃から意識してみていたところ、総務部長が大量の切手や収入印紙を持ち出していることに気づき発覚したものであります。

原因は、切手や収入印紙などの在庫状況や使途を明らかにするための受払簿をつけておらず、期末に在庫チェックしていなかったこと、購入時にまとめて、費用としていたため、現金同等物として管理されていなかったことです。
換金性の高い切手や収入印紙は不正横領につながりやすいため、必要な都度購入、費消する必要があります。
事務効率の観点からまとめて購入する場合でも、1か月に使用する程度とか上限を定めて、購入現ぢ額を定める必要があります。
受払簿を作成し、残数管理や使途を明確にし、適時に棚卸をする必要があります。
切手や収入印紙を悲観する担当者と受払簿を作成する担当者を、できれば、分離することが望まれます。
あるいは、郵便料金については切手を使用せず、料金後納制度の利用、印紙については、貼付するのではなく、税印を押す方法や印紙税納付計器により納付印を押す方法もあります。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。