業績不振の立て直しから事業承継を行った後継者が、その後も成長を続け、先代の時代も含めて過去最高の業績を上げているケースが出てくるのは、経営を機能させるための切実な状況からスタートしているからです。
さらに、事業再生の場合には、債権者から厳しいプレッシャーの中で経営を行うことになります。
資金繰りや返済計画などの財務問題も、その重要性を肌で認識し、再生後も債権者との信頼関係づくりに強い意識が働いています。
業績が良好な企業の事業承継では、相続問題や経営権問題が対策の中心となるケースが多く、後継者が現場に入りづらい面もあり、良質な経営経験を積むチャンスはそう多くはありません。
後継者の経営力を磨く機会を意識的につくっていく必要があります。
業績悪化時には試されるのは強いリーダーシップです。
経営チームを1枚にまとめる必要があります。
経営陣が内部からガタガタと崩れてしまい、退職者が続出し、退職者が不幸な辞め方にならないように留意しなければいけません。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。