会社に大規模不正があると、会社の将来、根幹を揺るがしかねません。
東芝の不正事件がこのことを物語っています。
不正の兆し、疑われることの有無については、会計って有効なものです。
決算書の分析を行なえば、大きな不正が疑われる箇所の発見をすることができることも少なくありません。
私の不正を発券した事例を記載します。
決算書を分析しました、その結果、売掛債権の金額が売上高と比較してあまりにも多すぎると感じました。
過年度の分析結果と比較した結果、売掛金の金額は売上高と比して、年々多くなってきています。
まずは、上記のように、分析結果を過年度と比較します。
次に、このように大きくなる要因が、企業の状況(売掛金が減少しない要因、例えば、取引条件の変更による売掛金の回収期間の長期化、相手先の都合等による売掛金の回収遅れ、売掛金回収、減少しない、倒産等による不良債権になる)に照らしてありえるのか検討した結果、そのような要素はないと判断しました。
そして、会社に何故、これだけ売ってるのに、売掛金回収できないのか質問しました、
調査するといっったきり、回答はありません。
検討するための、帳票の提示もとめても、コンピュータ調子悪いとか言って、提示されません。
会社の上層部が、重視し、担当者にヒアリングした結果、会社資金の横領が発覚しました。
不正が行われると、数値は客観的に正直ですから、異常値となって現れます。
それゆえ、不正発見の一つには数値を活用することです。帳票の提示を渋っていると要注意です。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等の御質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
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