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事業承継・・・財務の力を評価できない後継社長の落とし穴

2021年11月15日

業績がよいときに事業承継をした後継者は、業績悪化に直面した際にあっさりと諦めてしまうケースが少なくありません。
財務問題を乗り越えきた先代社長のノウハウは、貴重なアドバイスとなることもありますので、こころにとめておく必要あるでしょう。

財務の問題は、専門分野で専門用語が混じり、分かりにくい側面もあり、財務の重要性を評価できない社長は非常に多いように感じます。
例えば、1億円の営業利益稼いだ人は評価できても、1億円の損害を未然に防いだ財務担当者を同等に評価できる社長は多くありません。
会社の業績に対する貢献度はどちらも1億円で同じであります。
評価することが難しいために、この分野のノウハウが社内に蓄積されることは、ほとんどありません。
評価することが難しいために、この分野のノウハウが社内に蓄積されることはほとんどありません。
中小企業では、人員数に限りがあることから、社長自ら関与することになるでしょう。

財務問題への対処のノウハウを、先代社長はそれなりに経験則からもちあわせています。
業績が厳しいときに、どのように事業を建て直し、債権者や金融機関との交渉を乗り越えてきたのか、後継者から見れば貴重なノウハウです。
創業当時から今日に至るまで、どのような苦労を乗り越えてきたのかを知っておく必要があります。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。