株式上場審査においては、事業の種類別に競合会社を分析し、業界順位に占める地位や市場占有率の状況を記載するとともに、競合会社の特徴（取扱製品、営業展開など）や最近の動向の記載が求められます。
上場審査においては、これろの記載を通じて下記のことをチェックします。
①競合会社に比較して、申請会社グループの特色、優位性はどうであるか
②マーケットにおいて申請会社グループの製・商品、サービスが安定的な需要を確保しているかどうか、あるいは凋落傾向にないか
③上場申請会社グループの製・商品、サービスの市場占有率（シェア）が低下傾向にあるような場合においてはその原因は何か、今後の見通しはどうか、また、そのような状況い対して具体的な対応策を有しているかどうか
④ 上場審査グループ会社の業界における順位、市場占有率等業界における地位はどうか
なお、業界における地位及びシェアは、統計等客観的な資料がある場合に記載することとされていますが、業界全体の売上高が不明な場合、申請会社を含めた同業他社10社程度世選定し、これらの売上高を１００％としたうえで、地位、シェアを算出することもあります。
皆様、いかがでしょうか。当事務所は、ベンチャーキャピタル出身の公認会計士であります。様々な経験が豊富であります。遠慮なく、疑問点等がございましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。
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