株式上場審査無事に終了し、株式上場時期が近づいてきますと、会社自体を一般投資家に理解してもらう必要があります。
多くの一般投資家に当該会社の株式を購入しようという気持ちを高めることによって、上場後の株式市場での株価につながってきます。
それが、IR(インベスター・リレーションズ)戦略であります。
投資家に訴えるには、口頭のみならず、様々なものを用意する必要があります。
代表的なものとして下記のようなものが必要でしょう。
①会社説明会用会社案内
営業用、リクルート用とは異なります。
株式上場後の会社説明会での使用を目的にしています。
株式上場申請書類との整合性を図る必要があります。
会社案内は、株式上場申請時の添付書類となるので、株式上場申請時までに作成することが適切でしょう。
企画は、早い目にされることがよろしいでしょう。
②FACT BOOK
株式上場後の説明会で使用します。
主に会社の財務データを中心に構成されます。
株式上場前に納品となりますが、1.5~2か月ぐらいの時間が必要で、株式上場後も継続的に作成することが望まれます。
③INBESTOR’S GUIDE
FACT BOOKに会社案内的要素を加えたものです。
株式上場前の納品となりますが、2~3か月程度の時間が必要です。
④会社説明会用のパワーポイント
株式上場後の説明会で使用します。
印刷会社に発注、作業するケースもありますが、自社で作成する場合が多いです。
株式上場前に納品となりますが、1~2か月程度の時間が必要です。
皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
疑問点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。