吉永公認会計士・税理士事務所
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株式上場・・・上場審査書類と社長面談との関連性

2018年8月20日

株式上場審査が順調に進んでいきますと、社長や監査役面談が行われます。
これは、「経営理念・経営方針・全社戦略やその実践状況」や「コーポレート・ガバナンス」等について、株式上場審査担当者が直接、株式上場審査対象会社の社長や監査役にヒアリングするものです。
社長や監査役面談のヒアリング内容としては、
社長の場合、①株式上場をする目的について、②ディスクロージャーに対する会社の考え方とその取り組み状況について、③中長期的な会社の将来像について、④IRに対する会社の考え方と取り組みについて 等の質問
監査役の場合、①取締役会及び代表取締役に対する提言、助言、報告等の内容について、②内部監査人との連携状況 等の質問
があります。
これらの質問、ヒアリング項目は、すでに上場審査書類に記載した内容であることに留意する必要があります。

すなわち、上場審査書類の記載内容と社長や監査役との答弁内容が異なることは避けなければいけません。
そのためには、株式上場審査書類を充分に読み込み、自らの主張が正確に反映され記載されているかどうかについて社長や監査役自らが確認しておく必要があります。
上場審査書類作成責任者は上場審査書類の記載内容に精通しておく必要があります。

このようにすることで、各項目間の記載内容の不整合等に気づくため、修正作業が行えることは当然のこととなります。

皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
疑問点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。