資金繰りの悪化により、金融機関に返済スケジュールを見直してもらうと、新しい融資を受けられなくことを覚えておかなくてはいけません。
そのうえで、資金繰りを検討する必要があります。
資金繰りが、悪化し始めると、余計な支出を削り、支払のサイトを伸ばし、収入を早い目に確保しようとするまど、資金繰りを維持するための施策を実行することになります。
金融機関に追加融資をお願いしたいところですが、金融機関に返済の原資を明確に説明できないため、断られることがほとんどです。
そもそも資金繰りの悪化を小手先だけのやりくりで乗り越えられることは短期的に有効ですが、中長期的には不可能といっていいでしょう。
なぜなら、根本的に資金繰りの悪化は業績の悪化からきているから、業績の悪化をとめないと、資金繰りの悪化を根本的に止めることはできません。
そこで、支払順位には、最大限気を使うことが必要であります。
業績改善につながる支出を優先していくことで、業績の悪化を食い止めることができます。
後継者は、業績改善のための投資の必要性を金融機関に真摯に説明し、その分の返済金額を調整してもらえるよう、粘り強く説得できるようになれるように、事業展開をしっかり説明できるようになるノウハウを身につける必要があります。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
