吉永公認会計士・税理士事務所
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株式上場・・ベンチャーキャピタルとのおつきあい

2024年7月1日

株式上場を目指すには、事業計画が必要であります。
その事業計画に基づく資本政策(資金調達に伴う株式発行、キャピタルゲインの計画)の立案がいづれかのタイミングで必須です。
株式発行の相手先として、候補にあがるのが、ベンチャーキャピタルであります。
ベンチャーキャピタルは、投資(出資等)行い、投資先企業の価値を向上させて株価上昇後に株式の売却を通じて、利益を得るものであります。

ベンチャーキャピタルからの投資を受けるか否かですが、メリット及びデメリットがあります。
メリットとしては、
①企業価値の向上を目指すことから、事業拡大に向けて、サポートを受けることができます。
②出資を受けたということで、外部に対する信用力があがり、金融機関からの融資をうけやすくなることがあります。
③多額の資金を一度に調達できる
デメリットしては、
①経営の自由度が減少し、口をはさまれることがあります。
②将来的に企業価値が思ったほど向上しない、企業価値が低下しますと、投資資金の回収をせまられることがあります。
③株式上場後、株式市場に対して売り圧力がかかり、株価が伸び悩むこともあります。

資本政策に基づき、ベンチャーキャピタルの投資を受けることになります。
資本政策についても、ベンチャーキャピタル側の意向と相反することもあります。

皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
疑問点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。