いくら売上を多くあげても、原価や費用がそれ以上に拡大したのでは、利益は減少し、あっという間に赤字経営に転落してしまいます。
売上(収益)はそれほど拡大しなくても、原価や費用を収益の拡大以下に押さえられるものなら、増益となります。
売上(収益)の拡大できる企業であっても、売上(収益)の拡大できない企業にあっても、原価や費用の効率は常に重要であります。
分析のポイントとしては、企業の業種、実態によって異なりますが、大まかには、下記のような観点を参考にして行なう必要があります。
①人件費比率 ②外部購入価値比率(仕入等の外部購入比率)
③資本再生産費比率 ④広告宣伝費比率
⑤交際接待費比率 ⑥物流費比率
⑦リベート・歩引等比率 ⑧売上原価比率
⑨管理販売費比率 ⑩材料費・外注加工費比率
⑪製造原価比率 ⑫労務費比率
⑬製造経費比率 ⑭利子割引比率
⑮固定費比率 ⑯売上原価比率
等であります。
様々な分け方をどう使うかは、結局用途別に適合した方法を選択するしかありません。
経営計画立案した時に策定した部門別の計画数値と対比してどうであったか検討することになるでしょう。
皆様、いかがですか。経営計画の経営に果たすべき役割を理解し、今後の経営に役立たせるようにしなければなりません。疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
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