時々、金融機関に融資を申し込みされるときに、どのくらいの金額を申し込み金額にすればいいですかと聞かれることがあります。
これはどのようなことを意味しているかといいますと、会社や経営者自身が今後の資金繰りがどうなるか見通しを持っていないということを意味しています。
金融機関には、資金繰り状況及び今後の見通しをたて、このくらいの金額が必要なんで融資してほしい、返済見通しはこのようであると、明確に説明して、融資申請すべきです。
つまり、どのくらい融資申請すればいいのかではなく、必要な金額を論理的に算定することが必要であります。
具体的に、簡潔にいいますと、必要な運転資金は、売上債権+在庫ー仕入及び経費支払債務という計算で求められます。
これらの必要運転資金から現在ある現預金保有額を差引した金額が、調達すべき、融資申請すべき金額となります。
ただし、実際は、資金の回収サイト、支払いのサイト、在庫の売れ行きにより、ブレがでてきます。
売上高が増えそうなときは、この算式に基づくとさらに建て替えるべき、必要な運転資金が増えます。
これを増加運転資金といいます。
1つの要因として、売上増減の影響を考慮しながら、資金の立替、必要となる資金を把握していく必要があります。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。
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