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業績不振企業や債務超過企業でも事業承継せざるえないことも

2018年7月2日

事業承継は、業績の好調なときに都合よく行われるとは限りません。
業績不振で苦しんでいるときに、事業承継のときタイミングが重なってしまう企業もあります。
さらに、業績の悪化が長期間にわたって継続し、債務超過となっていたり、債務者への支払いが滞り、返済トラブルになっていたりするようなケースもあります。
こうした状況であっても、長い歴史を誇る名門企業などは、地元の関係者も多く、本来の長男が半ば強制的に事業承継しなければいけないようなケースもあります。

業績不振企業の建て直しから事業承継するケースでは、後継者に事業の危機を救わなければいけないという使命感から、強い当事者意識をもたせることができます。
そして、この強い当事者意識を支えとして、業績改善や債権者交渉等などを乗り越えた場合、後継者が真の経営力を身につけ、過去のどの時代よりも会社が大きく成長していく可能性もあります。

経営力の低下という内的要因が、真の原因である可能性があります。
中小企業の中には、現状を知るといっても、そもそも社内に満足な管理体制が存在しない場合があります。
一見遠回りですが、管理体制づくりそのものから入ることが近道となるケースがあります。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。