業務を迅速にするためにシステム化を行い、オンラインで瞬時に処理をするシステムを構築することがあります。
その際の留意事項、特に会計データの更新の迅速性をどのように決定するかということであります。
更新の迅速性とは、経理データが入力されてすぐに、コンピュータ上の総勘定元帳や補助元帳に転記を行なうか否かという検課題があります。
更新の迅速性は、オンラインでの情報検討や定期的なEDPレポートの内容にどれくらいの最新性を要求するかということを十分に考慮して決めなければいけません。
データの検索が常時行われるといっても、それが、時々刻々の情報を必要とするのではなく、1日前の情報でよいということになれば、必ずしも更新を即時に(いわゆるリアルタイムに)行う必要はありません。
更新に即時性を要求するとそれだけ、コンピュータシステムは難しくなります。
データの保護、回復可能性、処理の効率性(応答時間)等、バッチ・システムにない考慮すべき事項が増えるからであります。
従って、どのくらいの迅速性を要求するのか、各業務の作業現場や会計担当者等と十分に検討する必要があります。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。
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