①工程毎に原価が計算できれば便利
総合原価計算の種類はまだあります。
原価計算は、あらゆる生産形態に対応することができます。
例えば、製造工程が2つ以上の連続する工程が分かれているとき、工程ごとに原価が計算できると便利です。
より正確な原価が計算できるし、原価管理もより確実にできます。
②製造工程別に計算できる「工程別総合原価計算」
そこで必要になるのが、工程毎にその工程の製品の総合原価を計算する方法です。
これを、工程別総合原価計算といいます。
工程別総合原価計算は、1つの工程の総合原価を次の工程に振り替える方法です。
次の工程では、これを「前工程費」として製造原価に加算します。
③原料が最初に投入される「加工費工程別総合原価計算」
工程別でも、原料が最初の工程ですべて投入される場合は、その後の工程は、それを加工するだけになります。
この場合は、各工程別に加工費を集計し、それに原料費を加算することで完成品総合原価が計算できます。
これを「加工費工程別総合原価計算」といいます。
皆様いかがですか。厳しい企業間競争に耐えるには、実際原価を正確に把握して、目標原価と対比し、どのようになっているかという原価管理・原価計算が必要不可欠であります。
原価管理の疑問点、不明点等ございましたら、当事務所までお気軽にお問い合わせください。
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