M&Aの交渉は、企業自体あるいは該当部門の売買であることから、企業内部、外部に様々な影響を与えることから、ナーバスとなります。
具体的交渉にあたっては、まず、売り手・買い手の希望を出し合うのは当然のことですが、売り手と買い手の間で、建て前ではなく本音のところで、何故、M6A（企業買収）をするのかを言い合えるほどの関係になることが望まれます。
ところが、直接、売り手と買い手の間で本音をぶつけ合ったのでは感情的になり、肝心の話し合いにいることができないことがよくあります。
そこで、売り手側、買い手側それぞれが、信頼できる公認会計士等を代理人にたて、代理人に自己の本音をよく述べたうえで、代理人を通じて交渉にあたるのが得策であります。
そして、交渉においては、取引価格、取引形態、買収後の役員の処遇等の問題を決めていくことになります。
このような事柄は一朝一夕に取り決めることではなく、何度も協議しつつ、一歩ずつ取り決めていくことです。
そこで交渉内容を明確にすることと、取決事項と未済事項を区別し、協議の進行を図るために議事録を作成する必要があります。
そして、ある程度、取決事項がまとまったときには、売り手と買い手の間で取決事項の確認できるものを作成しておくことも、交渉を前進させるためには有用であります。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。
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