減損会計においては、会社の管理状況によって、セグメントごとに考えるか。支店・営業所ごとに考えるか異なってきます。
減損を検討する場合、資産のグルーピングは、キャッシュフローを生み出す最小の単位で行う必要があります。
継続的な収支が事業の種類別セグメントでも、支店・営業所単位で把握されている場合、支店・営業所のほうが小さいときには、その単位で減損を考えることになると考えられます。
したがって、このような場合には、事業の種類別セグメントごとに営業利益が計上されていても、赤字が出ている営業所については減損を考えることになります。
ただし、会計上の処理は必要となっても、税務上は認められず、場合によっては、申告調整する必要があることを申し添えておきます。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。
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