月次決算で業績管理の効果を高めるためには、組織全体を可能な限り、プロフィットセンターの集合体として構築する必要があります。
利益管理責任ということから、プロフィットセンターとして成立するためには、次のような条件が必要であります。
①業績責任単位として独立性がある。
責任を持つとともに、手段・方法などの意思決定については権限移譲がなされている。
②収益の認識が可能である。
社外(市場)からの収益が実現できると同時に、社内売上についても収益認識の実現が可能である。
③意思決定の自由度が大きい。
売上高のみならず、その部門の投入資源に対しても、自由裁量が大きいほどプロフィットセンターとしての機能は大きくなる。
④プロフィットセンター単位で月次決算が可能である。
プロフィットセンターの業績が正確にかつ迅速に、合理的に計算することができる月次決算制度が不可欠の条件となる。
プロフィットセンター以外の非プロフィットセンターは、業績責任はサービスの質で定量的判断は困難ですが、目標の数値の明確化には努めたいものである。
皆様、いかがですか。月次決算における経営に果たすべき役割を理解し、今後の経営に役立たせることは必須です。疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
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