株式上場行うための準備作業に際しては、上場会社になるにふさわしい社内管理体制を確立する必要があります。
その第一歩は指揮命令系統、責任と権限の範囲、業務処理等の社内ルールを再検討し、整備することから始まります。
諸規程の整備とは、これらを成文化する、つまり規程化することであります。
なお、規程の整備は、前述のように社内ルールが確立されると同時に説明会場で従業員に対して周知徹底を図ることによって、社内改革(意識改革)の機会としても、その意義、効果は大きいものがあります
整備すべき諸規定の種類は、会社の業種、社内の実情等によって若干異なりますが、一般的には、下記のように整備する必要があります。
①基本規程・・定款、鳥島掠回規程、監査役会規程、株式取扱規則、規程管理規程
②組織規程・・組織規程、業務分掌規程、職務権限規程、稟議規程
③人事規程・・就業規則(パートタイマ分含めて)、給与規程、退職金規程、旅費規程、人事考課規程、慶弔見舞金規程、従業員持ち株会規程
④業務規程・・社用印象管理規程、文書管理規定、経理規程、予算管理規程、原価計算規程、棚卸資産管理規程、固定資産管理規程、有価証券運用規程、販売管理規程、購買管理規程、与信管理規程、外注管理規程、関係会社管理規程、内部監査規程
⑤・・勘定科目処理基準、実地棚棚卸要領、店舗運営マニュアル
皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
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