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起業、会社設立にあたりビジネスモデルをどの観点から構築するか

2011年4月27日

これからビジネスを開始するにあたり、ビジネスモデル構築にあたり、どのような観点からビジネスモデルを構築するか、大きく分けて2つの方法がある。事例を交えながら記載していきます。

1.類似ビジネスを真似する。(スターバックスの例) 
成功しているビジネスを真似る、または失敗しているビジネスの欠点を補い立て直す。

ヨーロピアンタイプのコーヒーショップを展開する。先行企業と比較して、なにが優位なのか、差別化になているか。

→別の品質を目指す。従来はお代わり自由で飲める薄いタイプのコーヒーに対して、濃く味わい深・いコーヒーをじっくり飲む店舗を展開する。 差別化は品質か、付加サービスか、それとも価格(コスト)リーダーシップなのか。

→価格はやや高い。インテリア調度をシックにして雰囲気のある店舗を作る。禁煙の徹底。コーヒー豆輸入について、フェアトレードの表明などこだわりを示す差別化戦略の徹底を行う。

2.新しいビジネスを考える。(ヤフー、アマゾンの例) 
顧客ニーズは存在しているのか(市場は創造できるのか。なぜ、今まで企業は参入しなかったのか。)

→インターネットという安価な双方向の通信手段が使えるようになり、消費者とダイレクト取引のシステムを新しく構築する。インターネットを用いて直接顧客の注文をとり、既存の配送チャンネルを使わず宅配便を活用する。既存サービスよりコストダウンを図る。
 ・コスト、採算をとれるのか(儲かるのか)

→収益の取り方が確立していない。広告、手数料などの取り方をゼロから考案する必要があった。 
・先行者メリットはとれるのか。(市場をつかむことが可能か。市場開拓のコストが大きいのではないか。)

ビジネス特許等でシステム開発を行い、類似ビジネスの排除を行う。市場シェアを取り、制圧する。
 ・フォロワー(追随企業)から防衛できるか(市場が魅力的だと大企業が参入してくる。)

→シェアを取り参入させない。顧客を早期にとり参入させない。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。

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