ベンチャー・中小企業は、事業を展開するにあたり、直面する問題として資金調達をどうするかということがあります。銀行融資も考えられますが、後日の返済が求められ、思い切った投資は行いにくいという面があります。その際に、返済不要で思い切った投資を行う場合の資金調達先として、ベンチャーキャピタルからの資金調達を行うことが考えられます。ベンチャーキャピタルは、資金供給にあたり、担保や保証協会からの保証をもとめません。その代わり、経営者の能力を非常に重視します。以前、経営者の資質が投資にあたり重視されると、このブログで記載いたしました。では、具体的に、どの様な能力を有していると望ましいのか、一般的な観点からは、
①先見性があるか、②数字を把握することができるか、③説得力があるか、④実行力があるか、⑤体力はあるか、⑥嘘をつかないか、⑦公私混同しないか、⑧リーダーシップはあるか、⑨他の経営陣はしっかりしているか、⑩高い目的意識を持っているか、⑪常にチャレンジ精神を維持できるか、⑫謙虚であるか、⑬人脈を持っているか、⑭高い集中力を持続できるか、⑮虚栄心が強くないか、⑯リスクをとりにいけるか。とういようなことです。一例を記載しますと、⑤体力があるかという観点からでは、経営者が高齢えある場合、後継体制がどのようになっているかという点も審査対象になります。
銀行の融資は元本が戻ってくるかちう安全性、ベンチャーキャピタルの場合は、投資した資金が中期的な観点から、どのくらいの価値があがるかという観点からの資金供給ですので、経営者を見る観点が異なるのも当然と言えば当然でしょう。
皆様、いかがでしょうか。当事務所は、ベンチャーキャピタル出身の公認会計士であります。成功例もございます。遠慮なく、疑問点、聞きたい点がございましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。
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