株式上場の審査には、適時に必要な情報を一般投資家に開示できる体制になっているかが、審査の1つのポイントであります。
株式上場審査においては、情報システムの導入が必須の要件ではありませんが、経営管理行うにあたり、膨大な情報を処理、活用するには、情報システムの活用は必須といっていいでしょう。
株式上場審査において、情報システムの不備により、十分な経営管理資料がタイムリーに手にいらないばかりか、公開に必要な諸資料の作成にも苦労している企業は少なくありません。
では、株式上場審査内容と情報システムはどのように関係しているのでしょうか。
一例として、仕入関係と販売関係でみてみますと、
①仕入関係
・仕入商品や仕入原材料の購買計画と実績
・仕入経路別の仕入実績分析
・仕入先からの仕入実績と買掛金の支払い状況
・仕入価格の推移分析
②販売関係
・下記の分類による販売計画と販売実績(売上金額、数量、売上原価、売上総利益)
製品あるいは商品別 地域別 販売経路別 主要顧客別
皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
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