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共同経営で事業を始める、起業、会社設立する場合のコツ(留意点)

2011年1月26日

共同で創業する時に、やってはいけないことは、全員対等の関係であるということです。例えば、4人で創業し、出資比率は全員25%で一緒で、全員が取締役となります。決めごとは、全員合意の上で決めるとした場合、創業時は、これでもいいでしょう。でも、数年後を考えてみてください。数年後も全員一緒にできるような関係にあるでしょうか。すごく好きになって結婚したカップルだって、離婚します。あなた達だって、仲が悪くなる可能性は少ないとは言い切れません。そもそも、対等な関係だからこそ、かえって、仲が悪くなりやすいということもあるようです。 「なんか、俺だけが費用負担額が多いな・・」 「あいつばっかり良いところを持っていって、おれには余り物ばかり・・・」等々、対等だからこそたまる不満、というのもあるようです。

さて、仲が悪くなってしまった時、全員が対等な関係だと大変です。何が大変かというと、会社として意思決定できない事態が発生することも予想されます。仲が悪くなってしまったら、合議の結果が、全員一致なんてことはあり得ません。そうかといって、多数決で決めようにも、株式が25%しか持っていなければ何も決められません。結局、まともな意志決定もできないまま、月日はながれ、いつしか会社は自然消滅・・・・ということもあり得ます。

ですから、共同で創業するのならば、リーダーを決め、リーダーが多い目に出資し、リーダーシップをとるようにするようにしておくことが必要です。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。

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