吉永公認会計士・税理士事務所
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税務署への書類提出すべて課税につながる意識を

2017年9月14日

税務署はそもそも課税権を執行する機関です。
ですから、全ての提出書類は課税するためにあるといっても過言ではありません。

会社の中の仕事でよく気を利かせて書類を作ったりしますが、そのような気づかいは税務署に対しては意味がありません。
あまり立派な書類を作ったりすると、かえってやぶへびになる可能性が高くなるかもしれません。
県や市、法務局等に対しては、通してもらわないと困るので、ある意味で書類の完璧さが要求されますが、通ってしまえば一件落着です。

しかし、税務署というのは、立場が逆です。
具体的には、こちらが頼んで書類を提出しているのではなく、頼まれたから提出しているのです。
法律上は義務ですが、だからほとんどすべての書類はそのまま受け取ってもらえます。
とりあえず、すべてを飲んで、その後吟味する。そういうことです。
ですから受け取ってもらったらそれで終わりということにはなりません。

疑問があれば、税務調査ということも、充分考えられます。

全ての提出書類が課税につながる、ということを頭にいれて、日常合理的に行動しているかたも、たまには不合理が力を発揮することもある、という発想をしてもいいでしょう。
故意にごまかしているなら、話は別ですが。

皆様いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等の御質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。