必要とされる書類は、ベンチャーキャピタルによって微妙に異なりますが、一般的には、定款、登記簿謄本、株主名簿、役員履歴、組織図、主要顧客リスト、会社パンフレット、決算書、申告書、事業計画、資本政策、株価算定書等々が提出をもとめられます。追加で詳細な資料も依頼されます。
提出書類の中では、事業計画はとても大切です。 ベンチャーキャピタルは現在の決算内容よりも、将来の成長性を判断します。多くの経営者のかたがこの事業計画の作成につまづかれます。税理士事務所も通常は事業計画の策定は苦手なので役に立ちません。とくに、損益計画、貸借対照表計画、キャッシュフロー計画、売上計画、人員計画、設備投資計画の作り方や整合性のとり方で経営者のかたは大変に苦労されます。これらにはしっかりした、論拠がなければいけません。また、よくあることですが、経営者は、その業界の専門家ですが、ベンチャーキャピタリストは、業界の専門家ではありません。それゆえ、一般の人にでも、理解され、説得力があるように記載しなければいけません。
また、事業計画は、経営理念、経営戦略がしかっりしたものであり、事業計画に記載される上記の数値と整合しなければいけません。整合していないと、その場しのぎの資金調達と思われ、心証を害してしまいます。経営戦略は、重要です。ベンチャーキャピタルは、成長性を重視して会社を評価するので、会社の戦略の妥当性についてより突っ込んで検証してきます。
皆様、いかがでしょうか。当事務所は、ベンチャーキャピタル出身の公認会計士であります。成功例もございます。遠慮なく、疑問点、聞きたい点がございましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。
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