経営状況が悪化し、窮地状況になっても、私財を投じて、復活を図ろうとして、失敗する場合が多々あります。事業再構築によって、収益性確保できなければ、金融支援えられず、追加資金もえられません。その要件とは・・・2回に分けて記載します。
①事業基盤 中小企業・ベンチャー企業であっても、事業基盤がなければ再生できません。事業基盤といっても各社のおかれた状況は異なります。生き残るのには、経営者、得意先、仕入先、従業員、特許権、ビジネスモデル等です。同業他社と比べて強いプロセスはどこか、どのような販売機会があるのか、他業種からの参入の脅威等の調査にSWOT(組織の強み、弱み、機会、驚異の4つの軸から評価する手法)を加え再認識することが必要です。ベンチャービジネスにおいては、コアとなるノウハウ・技術があるか、これからもコア技術を研究開発できるか、優秀な技術者がどのくらいいるか等です。
②経営者の資質 中小企業・ベンチャー企業では経営者の存在が大です。企業と経営者が業務・経理・資産所有などの方面において、一体であることが多いからであります。経営者に要求される資質、つまり、謙虚さ・先見性・洞察力・社会的な使命感・マーケットインの発想・従業員の統率力・戦略を実行する実行力。得意先・仕入先への説得力・グローバルの者の見方ができる・外部に専門家のネットワークがる等の要素を兼ね備えているかが問われます
皆様いかがですか、再生はいろいろと困難な面に遭遇します。再生をするには計画的な準備作業が必要です。疑問点・不明点等ございましたら。お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
吉永公認会計士・税理士事務所の税務顧問サービスにお任せください。