マーケティング戦略では、市場の動向把握することが1つのポイントですと、前回のべました。ビジネスにおいては、万民すべてを対象にしるのではなく、顧客ターゲットを定めるのが一般的です。例えば、男性をターゲットにする、女性をターゲットにする場合、提供する製商品・サービスは異なってきます。
①自社の顧客として、ふさわしいものはどういった人々になるのかが明確にして分析しなければいけません。最初から極端な絞り込みを行ってしまうと、ビジネスチャンスの喪失にも繋がりますので、まずは、顧客分析としては年代や年収、居住地域などから大まかな対象の絞り込みを行うといいでしょう。
②次に、その対象顧客が、どのくらいの規模になるのかを把握していくプロセスに移ります。この段階では具体的な数値で把握することが重要になります。自社でインターネットで調査、統計資料からの収集、専門業者に依頼して把握する方法等がございます。
③続いては、市場ではどのようなニーズがあるのかを分析していきます。もちろん、市場には様々なニーズがありますので、全てのニーズに着目するのではなく、製品やサービスの購入にあたって決定的な要因となる共通のニーズを発見することに注力します。これも、②と同様の方法、あるいは、一部の方からアンケート調査やインタビューを行うこと等によって収集します。
④顧客のライフスタイル(広告宣伝等でアプローチする場合に備えて、雑誌、新聞、テレビ、デパート、コンビニ、専門店等の利用状況の把握、購買予算、意思決定者等)をも分析する必要があります。これらの情報あれば効果的な広告宣伝を行うことができるからです。③と同じ方法で調査するのが一般的でしょう。
このよにして、マーケティング戦略の一環である市場動向の把握を行います。皆様いかがでしょうか。疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。当事務所は会計・税務のみならず、このような経営支援をも得意とする事務所です。