起業,会社設立してビジネスを開始するにあたり、開業資金をどうするかがポイントになることが多々あります。
ただ、借入がらみのトラブルがあると、やっかいなものでビジネスにも影響します。
これを回避するには、下記の点を遵守ください。
①身内からの借入でも借用証書を作成
両親や親族だからといって、口約束だけで資金を借入すると、税務署から贈与の疑いをかけられることがあります。
また、借りた当人もつい金融機関や他人からの借入金に対する返済を優先しがちで、身内にはつい甘えが出て、返済が遅くなりがちです。
そのことがきっかけでトラブルとなるケースが多々あります。
例え、身内からの借入金であっても、借用証書をきちんと作成し、返済金額、返済方法、金利については明確にしておきましょう。
また、返済する時は、直接手渡しするのではなく、銀行口座への振込等を利用してお粉の動きが記録として残るようにしておいたほうがよいでしょう。
②公私の区別をつける
事業にかかる経費、個人的な支出を区分しましょう。
よく個人事業や中小企業においては、経営者の財布=事業の財布 となっているようなところが多々あります。
銀行口座を区分して、資金の出所を明確に区分して管理してください。
資金を借りる時も、個人的なことに使うか、事業資金なのか、使用目的明確にして、それぞれの預金口座で管理するようにしましょう。
皆様いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等、ご質問、ご相談については当事務所までお気軽にお問い合わせください。