中小企業においては経営者の高齢化が進展してきています。
経営者の事業承継に対する悩みや希望はおおむね下記の通りであります。
①保有株式を親族や信頼できる新経営陣に譲りたいが、譲り受ける資金・現金が足りない(株式を買い取る自己資金が足りない)、株主と経営者の双方の立場になってやっていけるのだろうか(株主になれば考えることが多くなりそうで自信がない)
②親族や社内に引き継ぐものがいなく、有能な経営陣に引き継ぐ会社を成長させてほしい(親族も引き継ぐ意思がなく、他にやりたいことがある)
事業承継ファンドを活用すると、現経営者の希望をかなえて、かつ、後継者となる親族、新経営陣が不安視することにも対応できます。
新経営陣がファンドを活用することで、少ない自己資金で、現経営者から株式を買い取ることができます。
第三者のファンド活用ということで、非上場の中小企業の場合、実質的な企業価値を算定することにより適切な価格で、現経営者は株式を売却できます。
ファンドも企業価値の向上を目的としているので、ファンドのノウハウを活用することで、競争力を強化できます。
また、企業価値を上げることで、会社を成長させ自己の資産形成にも直結します。
ファンドは、通常3から4年で投資した資金を回収すべく、取引先含めた買い取り先を探します。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。