株式上場を成し遂げるには、幹事証券会社の関与が必須であります。
役割は、大きく2つあります。
①証券業協会への株式上場申請に先立ち、代表申請会社(主幹事証券会社)と上場申請会社の内容を実質審査します。
②証券業協会に対し、主幹事証券会社が登録申請会社に代わり、その責任において登録申請を行います。
主幹事証券会社、株式上場の実質審査、上場申請以外にも、色々と役割があります。
つまり、主幹事証券会社は、申請会社の計画する資本政策等が不受理事項にならないように証券業協会との折衝、社内体制の整備、会社と役員等との取引解消等の支援も行います。
主幹事証券会社は、上場基準を形式上満たしているからと言って、上場申請手続きを、証券業協会に行うとは限りません。
主幹事証券会社の営業政策にも左右されることは多々あります。
主幹事証券会社にもたらす利益が小さいと判断すれば、上場申請手続きの延期、株式上場審査の延期、上場基準みたしても理由をつけて上場させないこともありえます。
例えば、軽微な課題がっても、上場申請をすぐにさせないため、株式上場するには、大きな課題であるといって指摘することもあります。
それゆえ、上場申請会社にとって、最適な主幹事証券会社を選定する必要があります。
皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
疑問点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。