株式上場を達成するには、税務基準のみならず。会計基準に準拠した会計処理が必須です。
そのためには、製造業であれば、会計基準で定められている原価計算制度の導入が不可欠です。
原価計算制度を導入するには、在庫の受払記録簿の整備が必須です。
そのためには、まず、受払記録の対象となる材料品目の範囲を明確にすることです。
直接材料(主たる材料)については受払計算が必要だが、金額的に重要性のない関節材料については受払計算を行う必要はありません。
受払記録をつけることは、事務処理の煩雑さを招き、受払データの不正確さ、原価計算の遅れにもなりかねませんので、むやみに受払記録をるける在庫の種類を増やさないことです。
受払記録をつけようとすれば、必ず入出庫伝票の起票が必要でありますので、の意識付けを徹底させる必要があります。
一方、受払記録をつけないとなると、在庫の入出庫量が製品別に集計されないため、製品別の原価の正確性が損なわれます。
原価計算を行うには、品目コードの体系化や入出庫伝票及び会計伝票に記入する直接間接区分、費目区分、部門区分の設定も、原価計算のEDP化を踏まえると、重要なポイントになるでしょう。
皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
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