吉永公認会計士・税理士事務所
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起業、会社設立・・・法人成りする場合のデメリット

2016年12月12日

個人事業で起業し、事業も軌道になってきた、そのほうが個人の所得税率等と法人の法人税率等を勘案し、法人化したほうが良いと考え、法人化するのが一般的であります。
ただ、法人化はメリットばかりではありません。
デメリットもありますので、デメリットをも意識して法人化をも検討する必要
があります。
代表的なデメリットについて下記に記載いたします。

①赤字でも均等割が課税されます。
個人の場合は赤字の場合、所得税等の事業に関する税金負担が生じることはありません。
法人の場合は、赤字であっても、会社の場合は法人住民税均等割りという税金が課税
されます。
これは、資本金と従業員数、事業所数が増えれば均等割り額の税金も大きくなります。
②社会保険料の負担が大きくなります
個人の場合は、従業員に対する健康保険、厚生年金保険加入は強制ではありませんが、法人は強制加入で、社会保険料負担
しなければいけません。
この場合の社会保険料は会社負担(給与の約13%)よ個人負担(給与の約13%)となります。
一般的には、社会保険料負担が、個人の時より大きくなりますので、ご留意ください。

皆様いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等、ご質問については、当事務所までお気軽にお問い合わせください。ご相談させていただきます。