コロナの影響で事業者の資金繰りがタイトになっているケースは少なくありません。
日本政策金融公庫が無利子(3年間)、無担保融資を行っていますが、現在、申し込みが殺到し、申し込みから融資が実行されるまで、2か月かかることが多いです。
このような状況で、2か月も待てないという事業者の方は少なくありません。
どうするかということですが、5月1日からはじまった民間金融機関がおこなう、状況によっては、実質無利子・無担保融資を申し込むのも一案でしょう。
おそらく、こちらも申し込みが殺到することが予想されますので、申し込まれる方は、極力、早く手続きされることをお勧めします。
月間売上高が前年同月比で5%以上減少し、今後2か月程度もこのような状況が続く見込みであることが必要です。
個人事業主であれば、これで3年間無利子かつ借入期間の保証料負担ゼロとなりますが、中小企業の場合は、売上が5%以上の減少のみならず、15%以上の減少であることが必要であります。
金融機関ならどこにいけばいいかということですが、普段から取引のある金融機関に申し込むことをお勧めします。
そうでないと、金融機関は、申し込まれた事業者の概要、反社会的勢力でないか等の調査をイチから行うことになるので時間を要します。
取引金融機関がなければ、お付き合いのある公認会計士、税理士等から、紹介してもらうのがよいでしょう。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。