地域の金融機関をとりまくビジネス環境も厳しくなっています。
金融庁は、個々の地域金融機関が持続可能なビジネスモデルを構築し、コストとリターンのとれた経営を行うようにもっていこうとしています。
地域金融機関(主に、信用金庫及び信用組合)は、地域企業の経営課題を的確に把握し、その解決に資するよう方法の策定、必要なアドバイス、資金使途に応じた適切な融資を行うように求めています。
一言で言えば、メガバンク、地方銀行とはマーケットが異なり、地元の小中規模簿の事業者へ、融資のみならず、事業者支援全般を行うように求めています。
地域金融機関同士の同質な競争ではなく、各地域金融機関が融資方針、支援のありかた含めたビジネスモデル構築していくようにもとめています。
といっても、金融機関だけでは、限界が生じてきます。
そこで、地域金融機関と企業支援者の連携をしていくことがいわれています。
地域経済エコシステムといわれているものであります。
企業支援者の一員となるのが公認会計士であります。
私も、日本公認会計士協会近畿会の一員として、現在、近畿財務局との意見交換会、勉強会に参加しております。
このような地域経済エコシステムには、事業性評価は必要不可欠であります。
「事業性評価と将来キャッシュフローの判断に関しては、公認会計士のスキルが必要であり、地域経済エコシステムの中で公認会計士の役割は重要」との意見もいただいています。
決算書や担保に基づかない金融地域経済の貢献に取り組んでまいります。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。