株式上場は、プライベートカンパニーからパブリックカンパニーになることから、様々な社内管理制度を構築、運用されなければなりません。
社長1人等による経営から、組織的経営になっていかなければなりません。
これらの作業は、会社の仕組みを変える、組織横断的にまたがるものであり、事務局が必要となります。
下記のようなことがありました。
当面の課題をこなすための陣容は整ったものの、予算統制、月次決算等々整備家庭にあり、連日連夜、猛作業をしていました。
その中、申請書類作りは事務局である、特定の人に集中しました。
ところが、事務局にはその人1人で、原稿作成、タイピングまでを1人で処理せざるえず、必然的に社内でこれをトータル的にチェックする機能、他部門との調整する機能がありませんでした。
本来は、事務局の株式上場準備室の委員長の業務ですが、委員長は、営業の業務に忙殺され、院長不在が実態だったのです。
このような状態で上場審査書類を提出すると、審査側は見破ります。
このような状況だと、悪印象を与え、通常では問われないことまで厳しく審査されそれに対応する労力は、相当大変もので、人間の限界を超えるかと思われるようなものでした。
(3週間で段ボール箱3個分ぐらいの書類提出)
これは、株式上場準備を全社的にコントロールする人が不在だったことが原因ですので、コントロール役が機能を果たせるようにすることが重要です。
皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
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