2016年から本格導入されるマイナンバー制度ですが、これについて ホステス等の副業を会社で内緒でしている場合、会社にばれてしまう、だから副業をやめようかという話を聞きます。
マイナンバーは、納めるべき税金をきっちり納めてもらうためのもので、人のプライバシーをオープンにすることが目的ではありません。
それゆえ、しっかりと、行うべきことを行えば、プライバシーが他の人にオープンにされることはありません。
会社に副業がばれるといわれているのは、会社での所得とホステス等の副業での所得合計がマイナンバーによって個人毎に容易に把握されるようになります。
給与手引きされる住民税が会社に通知がいき、その額が多ければ副業での所得があることが会社にばれてしまうといわれています。
いままでは、個人毎に副業の所得と本業の会社の所得を合計することが困難でしたから、バレなかっただけです。
では、どうするかというと、自ら副業分と本業分の確定申告を行うことです。
その際に、住民税の支払いを、確定申告書にて給与から天引きする「特別徴収」ではなく、自分で支払う「普通徴収」にします。
つまり、確定申告書の住民税・事業性に関する事項の欄に、「自分で納付」に〇をつければいいだけのことです。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等の御質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。