吉永公認会計士・税理士事務所
大阪市北区豊崎3-20-9 三栄ビル8階801A号室

今日のワンポイント
One Point

HOME > 今日のワンポイント > 個人型確定年金拠出(IDECO)のよる節税、資産形成


トピックス


トピックス

個人型確定年金拠出(IDECO)のよる節税、資産形成

2022年12月26日

まもなく、個人の方の確定申告シーズンが到来します。
なにかいい節税方法ありませんかと問い合わせがあることがあります。
法人と比して選択肢は少なくなるのが実情です。
その少ない中、一つの選択肢が個人型確定拠出年金(IDECO)といわれているものがあります。

個人型確定拠出個人年金とは、私的年金制度であり、加入は任意であります。
個人型は、自分で申し込み、運用方法を選んで、基金を拠出し,60歳以降に給付金を受け取るものであります。
掛金として拠出した金額は、所得から控除されます。
これにより、課税所得金額を圧縮することにより、税負担を減らすことができます。
また、加入すれば、加入時及び毎月の手数料が発生します。
昨今の低金利時代には、毎月の拠出金額、運用方法によっては、運用益より手数料が高くなってしまい、運用益どころか運用損になってしまう可能性もあります。
運用損になったとしても、拠出金額が所得控除されることによる節税額がこの運用損を上回ってメリットを享受できるケースもあるでしょう。
また、運用期間における運用益も非課税、運用が終了し、受け取るときも公的年金控除、退職所得控除が適用され、税負担においても優遇されます。
毎月の拠出金額は、5,000円以上千円単位で自由に設定できますが、加入者様の状況によって、12,000円から68,000円までが毎月の拠出限度額となっています。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。