事業承継とは、会社の経営権を後継者に引き継ぐことであります。
事業承継のみならず、どのようなことでも、引き継ぎとは、簡単なものではありません。
会社の経営の引き継ぎとなると、自らのことのみならず、会社の取引先、従業員等にも影響を及ぼすことであります。
それゆえ、経営権の引き継ぎは、時間をかけて、万全を期す必要があります。
未上場の中小企業においては、オーナー経営者である社長の権限が絶対的であることが多いです。
また、オーナー社長の存在自体が、大きな信用力となっていることも多く、後継者に引き継がれても、オーナー社長引退というインパクトが取引先や従業員 に与える影響が大きく、後継者の経営がうまくいかないことが多々あります。
それゆえ、非上場の中小企業において、円滑な事業承継を行うには、中長期的、計画的な事業承継計画を立案し、実行していく必要があります。
計画的におこなわず、その場のいきあたりばったりですると、大変なことになってしまうでしょう。
まずは、事業承継するための後継者を決定し、育成。教育を充分に行なう必要があります。
後継者がいなければ、社外から引っ張ってくることも検討課題になるでしょう。
後継者に不安を与えないように、オーナー経営者等は、決算書のみならず、経営の実態を、充分に後継者に開示することも必要です。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。