株式上場いたしますと、資金調達、知名度及び信用力の向上等、様々なメリットを享受でき、会社の成長を大きく加速することができます。
株式上場をたやすいものではありません。
株式上場失敗、あるいは時間がかかるケースは、いくつかの共通点があることに気づきました。
その共通点とはどのようなことでしょうか。
①管理部門に人を入れたがらない会社
株式上場審査は、内部管理体制、コンプライアンス遵守状況が整備されていなければなりません。
未上場の中小企業においては、管理部門は収益を直接生み出すものではないということから、手薄になっている会社はほとんどであり、株式上場達成するためには、管理部門の人員強化が必要となるケースがほとんどですが、強化することをためらい、従来の人員に、押し付けようとして、株式上場に必要な内部管理体制がすすまないケースです。
株式上場できたら、知名度あがるので、それまで待ってから採用するので、まってほしいと考えることもあるようですが、体制で来ていなければ、いつまでたっても株式上場できませんので、順序が逆であります。
②法律。コンプライアンスに対して疎い会社
自社の業務に関連する法律は当然遵守していますが、世間一般で注目されている法律に対して通常以上の注意をもって、対処しようとしていないケースです。
例えば、公益通報者保護法、個人情報保護法とかに対して、どこまで注意をはらっているかであります。
皆様いかがでしょうか。当事務所はベンチャーキャピタル出身の公認会計士・税理士であります。
株式上場に関する経験が豊富であります。
疑問点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。