利益計画を作る場合に、利益と同様に重要なもの「資金」があります。
利益と資金は、、企業経営における車の両輪のようなものですから、損益の計画と同様に、資金の計画をも作成する必要があります。
資金の計画は、、一般に運転資金と固定資金の2つのグループにわけて策定します。
運転資金の計画は資金繰り表で作成します。
損益計算は発生主義(資金の入出金時期に関係なく、行為が発生した時)に基づいて計算しますから、資金計画をたてる場合には、現金主義(入出金の都度)におきかえて、収入と支出に区分して、営業収支項目の予測計算を行います。
固定資金の計画は予想資金運用表で作成します。
固定資金は多額の資金を必要とするとともに、この資金を長期間固定化(返済等の出金を長期間にわたって行う)し、資金の回収に長い期間を要します。
設備投資を行う場合には、重要な基本原則があります。
それは、「設備資金は回収に長期間を要するので、自己資本ないしは固定負債で調達しなければいけない。」ことです。
皆様、いかがですか。経営計画の経営に果たすべき役割を理解し、今後の経営に役立たせるようにしなければなりません。疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
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