いよいよ、2012年の年末です。
皆様、本年もお世話になり、ありがとうございました。
本年、最後は、営業部門の業績評価指標をどうするかということであります。
営業部門の主たる業務は売上高の拡大にありますが、しかしながら、ただ売上高を増やせばいいというものではありません。
言うまでもなく、業績の最終目的は利益でありますから、営業部門の業績評価指標は、売上高志向ではなく、利益志向に徹することであります。
利益には、売上高総利益、営業利益、限界利益、経常利益等の各種の指標がありますから、それぞれの職位に対する責任範囲によって決めることです。
したがって、営業部門の業績評価の第一次指標の基準となるものは、
①売上高の販売計画達成度
②各種利益の目標達成度
さらに、資本効率の観点から、
③売掛金回収高の達成率
④売掛債権の開店速度
⑤在庫の保有日数
であります。
皆様、いかがですか。経営計画の経営に果たすべき役割を理解し、今後の経営に役立たせるようにしなければなりません。疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
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