年度経営計画を実行するための組織は、年度経営計画の確定とともに、それを実行するための経営組織を明確に確立しなければなりません。
また、組織を思いつきで編成したり、新しい人のために組織をつくるということであってもいけません。
そのための組織編成のための留意点は下記の通りであります。
①組織のパターンをライン組織、事業部制組織、ラインスタッフ組織等のいずれをとるべきか、はっきりさせる必要があります。
②組織編成と同時に適材適所に配置します。
③権限と責任を明確にします。
④指揮命令系統をはっきりさせます。
⑤各組織の果たすべき職能をハッキリさせます。
⑥組織を補完する会議制度、委員会制度、ジュニア・ボード制度、プロジェクト・チーム等必要なものの計画化や活用化をはっきりさせます。
⑦組織の兼任を極力少なくします。
⑧各組織に保留権限と行使権限をハッキリさせます。
⑨場合によっては、年度経営計画の立案過程で、幹部より次年度の組織改正案や人事異動等申告させそれらも勘案して最終決定します。
皆様、いかがですか。経営計画の経営に果たすべき役割を理解し、今後の経営に役立たせるようにしなければなりません。疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
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