吉永公認会計士・税理士事務所
大阪市北区豊崎3-20-9 三栄ビル8階801A号室

今日のワンポイント
One Point

HOME > 今日のワンポイント > M&Aにおける買収財務調査(会計監査を受けていない会社)


トピックス


トピックス

M&Aにおける買収財務調査(会計監査を受けていない会社)

2012年8月10日

買収対象企業の実態を把握し買収の意思決定材料に資するために、主に財務に関する買収調査が重要です。

金融商品取引法、会社法により法定監査を受けているところは別として、監査を受けていない財務諸表については、粉飾決算、簿外債務、債務保証、係争事件等がみられることがあります。
このような場合は、公正な第三者として、公認会計士による買収対象会社の財務内容に対する調査が必要
となります。
売り手は、どうせ売却するなら高い値段で、自己に有利な条件にしたいものです。
例えば、過去数機関、経営成績が悪くて、粉飾決算を行っていても、売却のときにはそのことは何も言わないでしょう。
したがって、買収する方は不正が行われていないか、もし行われていた場合、与える影響はどのようなものか、正確に把握しておく必要があります。
さらに粉飾決算をするような悪意がなかったとしても、正確な知識がないために誤まっている場合が多くあります。
買収調査により修正を行い、買収会社の経営者は正確な情報をえる必要があります。

株主総会で承認を得てもM&Aのときは時価で買取るため、現在行われている会計を時価に替えなければなりません。
この時価評価も買収調査のときに行います。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。

M&A(企業買収)の相談のできる大阪の吉永公認会計士・税理士事務所まで

事業再編の相談から処理までは、吉永公認会計士・税理士事務所のサービスにお任せください。