売掛金の計上が漏れていると、税務では、重加算税の対象となることもあることから、注意すべきであります。
具体的な注意ポイントは下記の通りであります。
売上等の関係
①会社の売上計上基準を具体的に明確にしたマニュアルが売上業務担当者に備え置きされ、かつ、そのマニュアルは妥当であるか。サンプル品、得意先負担の金型代の売上計上基準が明確になっていますか
②決算期末前後の売上の期間帰属に誤りはないでしょうか。
③翌期首に売価の改訂が行われた場合、その改定の時期は前期に及ぶか確かめましたか。
④値引き・返品の期間帰属に誤りはないでしょうか。
⑤内部売上は除外しましたでしょうか。
⑥期末の各得意先ごとの残高は、締切日及び入金条件等から見て妥当か確かめましたか
売上等以外との関係
①期末近くの返品は在庫に計上されましたか。
②期末日の前受金残高のうち売上高に振り替えるべきものがないか確認しましたか。
③借受金及び預り金等に売掛金の入金処理とすべきものがないか確かめましたか。
④買掛金・未払費用等の相殺漏れはないでしょうか。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。
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