経営計画は、年度経営方針・目標・計画等にそって、親会社の系列下にあるようなところでは、親会社の路線や方針に反しない形で、できるだけ独自の戦略や方針をうちだすべきであります。
①独自性、②わかりやすさ、数値等用いて具体性があり、しかも重点的なものに、につめて決定することが重要であります。
ポイントは、
①商品戦略・方針の確立と指示
市場での商品力強化策と競合会社への差別化策を重点とすべきであります。
②得意先戦略・方針や市場戦略に確立と指示
既存の深耕占有率拡大を第一とし、次いで市場開拓を積極的に行なう必要があります。
③販売促進戦略・方針の確立と指示
販売に結びつく効果的な方策にもっとも重点をおくべきであります。
④価格戦略・方針(値引き戦略含む)の確立と指示
安売りの会社になる前に、高回転作戦と低コストの実現を期すべしであります。
⑤代金回収戦略
販売に一任せず、経理担当等に基準をつくらせてチェックする必要があります。
⑥販売組織戦略
スクラップ&ビルド化を思い切ってやり、競合他社以上の訪問行動力をとらせる必要があります。
皆様、いかがですか。経営計画の経営に果たすべき役割を理解し、今後の経営に役立たせるようにしなければなりません。疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
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