事業承継において、大企業で実績を出した人を後継者にすることがあります。
ときどき、失敗したという声を耳にします。
この場合、3つの原因が考えられます。
①会社のシステムの違い
パソコンのOSが違えば、どんなに優れたアプリケーションソフトでも動きません。
彼が、前職で活躍できたのは、その土台となるシステムの影響であった場合、後継者は活躍できません。
②会社の規模
規模が大きければ取扱量も多くなります。
自ずと、多くの情報や人がよってきます。
これは人に集まっているのではなく、組織に集まっています。
傍目には、個人に集まっている個ようにみえてしまいます。
大企業はなれて、情報がとだえて、失敗するケースです。
③社内競争の有無
大企業では同世代の競争意識が高く、その分、上司の指示に従順な傾向が強いため、人徳なくても役職で組織は動きます。
しかし、中小企業では、会社や上司に従順とは限らず、肩書で人が動かないことがあります。
ここを勘違いしているケースです。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。