当該会社がその子会社等に対して資金的な支援をしていることもあるでしょう。株式上場を目指す場合、その貸付の合理性が問題となります。
株式上場審査では、貸付を行う理由、信用力、期間・金利・担保・返済条件などが妥当なものか、検証されます。
直接の貸借ではなく、間接的な債務保証についても資金取引と同様に検討すべきでしょう。
関係会社の債務保証をしている場合ですが、これはかなりの必然性の高い状況下で行なっているものと考えられますので、この解消は困難であろうと考えられます。
ただし、債務保証を行なっている場合でも、財務諸表において偶発債務として記載し、貸付を行っている場合の貸し倒れの危険性に準じた開示をすることになる点に留意する必要があります。
皆様、いかがでしょうか。当事務所は、ベンチャーキャピタル出身の公認会計士であります。様々な経験が豊富であります。遠慮なく、疑問点等がございましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。
株式上場のためのご支援は当事務所にお任せください。
