売上高の調査は、必ずと言っていいほど、税務調査では検討される項目です。
①売上除外の事実がないか
売上除外の事実の有無の確認は、調査の第一義的ポイントになります。
そして、一般的には、顧客が不特定多数で、その場で現金決済される業種の場合には、売り上げ除外行われやすい傾向があります。
従って、この種の業種の会社の調査では特に、売上についての調査が入念に行われることが多いです。
②売上の繰延がないか
これは調査を受けたことのある会社の多くが経験しているでしょうが、翌期計上売上高の中に、調査対象期の売上に本来計上すべきものが含まれていないかがポイントになります。
なお、税務上は、収益の認識は、原則として、「引き渡しの日」をもって収益計上することになっています。
以上、大きく2つのポイントに重点をおいて、調査展開がなされていきます。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。
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