月次決算は数値で事業のおかれた状況を示します。様々な指標で事業の状況を分析することができます。経営者の果たすべき役割は下記の通りであります。
①会社のあるべき姿を明示する。
経営者の第一の業務は、時代の風のにおいをかぎ、環境の変化をしって、会社のあるべき姿・夢を提示することであります。経営とは、永続的・計画的に事業を「繁栄」することでありますから、事業に関わる全てを統合することであります。
そのためには、会社の進むべき方向や取り組むべき事業分野などの企業ビジョンを明示することであります。
②計画・実施・結果をチェックする。
次に、経営理念や方針などの経営ビジョンにそって、それを具体的にどう進めていくかのシナリオとして経営計画や事業計画を各部門に立てさせ、その通りに実施させ、結果を必ず評価することであります。
とくに部門の業績については、月次でチェックし、計画達成率を把握すると同時に、経営上の問題点や課題を明確にして、経営改善を進めて行かなくてはなりません。
③組織を作り人を育てる。
どんな立派なビジョンを明記しても、それを実行するのは従業員であります。
したがって、1人1人の従業員がのびのびと働くことができる組織をつくることが必要となります。
その組織の活性化を図るためにも、人材を育てていくことは、経営者にとって重要な役割であります。
皆様、いかがですか。月次決算における経営者の果たすべき役割を理解し、今後の経営に役立たせることは必須です。疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
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