利益の大きい仕事があったとか、不動産や株式を売却して大きい利益がでることがあります。
自然体等にがまんして税金を納めればいいにでしょうか。
ことに、決算期日ぎりぎりだと対策がなかなかできません。
なるべくなら、翌期に延ばしたいとします。
取引先の事情によってはどうにもならないときがあります。
節税と考え、消耗品購入、保険加入すると、節税にはなりますが、資金的には、税金分以上の支出となり、キャッシュフローを痛めることになります。
打つ手がないわけではありません。
決算期を変更します。
例えば、9月決算で9月に大きな利益が出そうになるときは決算期を8月にします。
そうすれば、ゆっくり節税対策ができます。役員報酬もあげることができます。
利益が出たからといって役員報酬を期の途中でひきあげるにはかなりの制約がありますが、期の初めなら大丈夫です。
個人は決算期を選択することはできません。
個人は、12月ということで変更できませんが、法人なら決算期の変更はかなり使える手です。
方法は通常、株主総会を開いて、議事録を作成し、税務署に届けるだけです。
皆様いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等の御質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。